散骨の種類
散骨とは『遺骨を１mm以下のパウダー状に粉末加工をし、粉末化した遺骨を船舶や航空機から海上に散布する埋葬方法』なのですが、散骨の種類は大きく二つに分けることが出来ます。
航空機をチャーターして海上に散布をする『空中散骨』と船舶をチャーターして海上に散布する『海洋散骨』の二つです。
『空中散骨』は『海洋散骨』と比べ航空機をチャーターするので費用も割高になります。空から遺骨を散布しますので海中に遺骨が溶けていく様子を確認することが出来ません。
ただ、移動速度は速いので空港から散骨ポイント（海上）までの到着時間は『海洋散骨』で利用する船舶の比では有りません。
また『空中散骨』は航空機をチャーターするため非現実的な時間を過ごすことが出来て、最期のお別れとして深く思い出に残る方が多いようです。
『海洋散骨』と『空中散骨』を比較した場合『海洋散骨』が優れているところは、やはり海中に遺骨が溶けていく様子が確認できるところで、マリンブルーやエメラルド色の海にパウダー状の遺骨が溶けていく様子は神秘的であり荘厳である。
ただ、『海洋散骨』を決行できるかどうかは天候に大きく左右されます。
