のこさない葬儀 火葬+散骨
最近の事情
近年、埋葬や葬儀に対する価値観や考え方が大きく変わってきました。
自宅や寺院で行われていた葬儀は小規模のセレモニーホールで家族だけで行うお葬式、家族葬が葬儀の主流となりました。
その後、『手間をかけない』『葬儀費用を抑える』『親戚に迷惑を掛けない』『シンプルに送られたい』など葬儀に対する考え方から、通夜や葬儀を行わないで火葬だけを行う直葬(ちょくそう)や火葬式(かそうしき)が支持されるようになりました。
埋葬も墓地や霊園に埋葬するのが当たり前だったのですが、最近では煌びやかな納骨堂や自然に回帰する海洋散骨や樹木葬などが当たり前のように選択肢に入る時代になりました。
世の中も高齢化社会・少子化・核家族化などで『葬儀を出す余裕がない』『送り出してくれる人がいない』『お墓を守る人がいない』『埋葬をしてくれる人がいない』と悩んでいる方も少なくありません。
火葬だけを行い、火葬後に委託散骨を行う《火葬+散骨》は経済的な負担を軽くすることや身寄りのない方の為に身内に代わり送り出すことが出来て、家族や親戚に迷惑をかけることがないシンプルな葬送スタイルです。
のこさない葬儀の火葬とは
火葬=直葬(ちょくそう)=火葬式(かそうしき)です。
通夜や葬儀は執り行わずに火葬だけを行います。
直葬(ちょくそう)の語源は、お亡くなりになり病院から直接、火葬場に移動して火葬をすることから、直接病院から火葬→直葬となりました。
のこさない葬儀の散骨とは
委託散骨のことを意味しています。
委託散骨とは、散骨に立会わずに第三者に委託して行う代行散骨です。
のこさない葬儀 火葬+散骨とは
もしも…が起きたときに、通夜・葬儀は執り行わずにシンプルに火葬だけを行います。ご遺骨になって暫く日が経ちましたら委託散骨をして埋葬をします。
『まわりに迷惑をかけない』『葬儀・埋葬費用をおさえる』『シンプルにおくる』ことを重要視した葬送プランが《のこさない葬儀 火葬+散骨》です。
のこさない葬儀を行うための葬儀費用の相場は、火葬を行うために25万円~30万円位と散骨を行うために5万円~10万円位かかります。
合計すると最大値40万円位で、のこさない葬儀を行うことが出来ます。
但し、火葬を行う地域や葬儀社によって費用やサービスは異なりますのでご注意ください。
のこさない葬儀 火葬+散骨に対応可能な会社
近年増えている埋葬スタイル散骨ですが、散骨を行う方も増えていますが散骨を取扱う会社も増えています。
散骨=埋葬なのですが葬送に携わった事がない方たちまでが散骨業界に参入をしてきています。
マリーナの運営会社や釣り船屋さん漁師さんが、ついでで散骨業界に参入したりしているところも少なくありません。
また、ホームページだけで営業をして会社としては実在しないブローカーみたいな会社や散骨を受注するだけで下請けや孫請けにながす会社もありますのでご注意ください。
のこさない葬儀 火葬+散骨を失敗なく終わらせるためには、自社で散骨と葬儀の両方をお手伝いできる会社をお勧めします。
理由は、葬儀が出来るという事は葬送のプロだと思いますので散骨(埋葬)をお願いしても、ついで参入の会社より、仕事に対する心構えが全く違うと思います。
そして、なるべくまわりに迷惑を掛けずに、のこさない葬儀を行うためには例えば生前の相談から葬儀(火葬)そして散骨(埋葬)一元管理が可能な会社に依頼することをお勧めします。
*散骨を紹介するサイトは沢山あります。文字情報や抽象的な写真を使い『当社は散骨をお手伝い出来ます。』と載せているホームページには注意ください。実績がまったくない事やホームページを運営している会社の人が、まったく散骨に関与しない…関与出来ない…場合が多々あります。
散骨の実績と相談を受ける側が散骨の実施に関与するのか?必ず確認をしましょう。
確認をすることが大事な人を散骨するための第一歩になります。